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601号室

扉を開けて中に入ると、まず南側一面に設けられた大開口に目を奪われます。 壁と天井は白一色で、内部空間の広さをいっそう強調しているそれは外観から受けたイメージそのままのモダンでクリーンな空間でした。 もちろん日当たりは抜群です。当然明るさも必要以上のものがあります。

しかし、その中にいてもさらに明るく輝いているのが、リビングからのびる階段の上からの光です。まず、その階段をのぼってメゾネットの上階へ行ってみると、東を除く3面のほとんどがガラスという大胆な空間があります。あれだけ明るい階下が暗く思えるほどの輝く居室です。 残念ながら他の居室を取材することはかなわなかったが、この部屋を見てこれまでの集合住宅のイメージは完全に覆りました。 思えば、都心でも郊外でもない砧という土地だからこそ実現できた形なのかもしれません。

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